Rapide AMR
解き放たれた美しさ
レーシングチームに匹敵する4ドア
Rapide AMRは究極の進化を遂げた美しい多目的スポーツカーと言っても過言ではありません。レベルアップしたパフォーマンス、一層シャープになったダイナミクス、そして力強さを増したデザイン言語により、アストンマーティンはRapideを新しいエキサイティングな極限にまで引き上げました。
2017年のジュネーブ・モーターショーにおける発表で大喝采を浴びたコンセプトカーからインスピレーションを受けたRapide AMRは、このカリスマ的な4ドアスポーツカーをさらに強化させました。パワー、シャーシ、アップグレードされたスタイルのすべてをオール・イン・ワンとして取り入れた上、インテリアも一新されています。
4ドアのラグジュアリー
力強いデザイン言語
新しいRapide AMRのデザインは、究極のレースカーVantage AMR Proを彷彿させる大きくアグレッシブなフロントグリルなど、2017年のジュネーブ・モーターショーで発表されたコンセプトをほぼ忠実に再現しています。同時に、円形のデイタイムランニングライトは近年のザカートモデルを思い起こさせます。
スタンダード&シルエット・スキーム
Rapide AMRには、3つの異なるデザインスキームが提供されています。スタンダード・スキームとシルエット・スキームでは、マリアナブルー、シンティラシルバー、ライトニングシルバーおよびオニキスブラックの4色から選択することができ、スタンダード・スキームでは、AMRライムがスプリッター、シル、リア・ディフューザーにアクセントを添えています。シルエット・スキームでは、ライムのアクセントの代わりに、コントラストを成すチャイナグレイまたはクラブスポーツホワイトのストライプが施されています。
シグネチャー・スキーム
スターリンググリーンのペイントにライムのアクセントが効いたシグネチャー・スキーム。ライムストライプが疑いの余地のないAMRの外観を演出しています。これは、アストンマーティン・レーシングチームとそのレーシングカーのリバリーに最も近いカラースキームです。
インテリア
各Rapide AMRのインテリアは、AMRライムまたはガリーナシルバーのウェルトとステッチとともに、それぞれのエクステリアに合わせたデザインスキームでまとめられています。フルレングスのカーボンファイバー製センターコンソールとアルカンターラでトリムされたシートは、Rapideでは初の試みとなっています。
AMRのディテール
シートにはAMRのロゴがガリーナシルバーで刺繍されており、限定版AMRインスペクション・プラークとAMRブランドのカーボンシルプラークが使用されています。
マイルス・ナーンバーガー、エクステリアデザイン担当クリエイティブ・ディレクター
「すべてが調和し、しなやかかつ純粋なフォームを作り上げています」
正真正銘のスポーツカー
Rapide AMRの心臓部には、アストンマーティンVantage GT12から持ち込まれた多くのテクノロジーと特徴を備えた自然吸気式ドライブトレインが鎮座しています。6.0リッターV12エンジンへのエアフローを強化するよう調整されたデュアルインレットランナーを装備した大型インレットマニフォールドを、新しいエンジンとギアボックス・キャリブレーションと組み合わせた結果、さらなるパワーアップにつながりました。
スピードのために造られたクルマ
伝説的なV12が603 PSと630NMのトルクを実現し、新しいクワッドエキゾーストがAMRバッジに相応しい爆音を轟かせます。
パワーを発揮
0-100km/hの加速をわずか4.4秒で達成するため、Rapide AMRはミシュランの超高性能スーパースポーツタイヤとともに、アストンマーティン初の21インチホイールを装着しています。大型の鍛造ホイールには、剛性に優れているだけでなく、ブレーキのクーリングにも一役買うマルチスポークデザインが使用されています。
素晴らしきエンジニアリング
Rapide AMRのエアロダイナミクスは、ニュートラルバランスを維持しながら揚力を抑えるようにチューニングされています。また、スプリッター、シル、リア・ディフューザー、トランクリッドのリップスポイラーなど、エアロダイナミクスを支える他の部分はすべてカーボンファイバー製です。そして、大型ベンチレーションインサートのある新しいボンネットも、車体を軽量化するためにカーボンファイバーが使用されています。
カーボンセラミック・ブレーキ
Rapide AMRには、カーボンセラミック・ブレーキが標準装備されています。400mm幅のフロント部分には6つのピストンキャリパー、360mmのリア部分には4つのピストンキャリパーがそれぞれ配置されており、かつてRapideにこれほど強力な停止パワーが搭載されたことはありませんでした。カーボンセラミックディスクも軽量コンポーネントによってばね下重量を低減するというAMRのエートスの一環であり、これによってドライビング体験が著しく向上しました。
俊敏性&ダイナミズム
サスペンションも長時間をかけて見直した結果、新しいRapide AMRの走行位置はRapide Sよりも10mmも低くなりました。3モードのアダプティブダンパーは残されたものの、フォーカス、俊敏性、ダイナミズムを高めるために徹底的に改良されれいます。これらの開発作業の大部分は、ニュルブルクリンクにあるAMRパフォーマンスセンターで行われました。