DBS スーパーレッジェーラは、アストンマーティン史上最も洗練されたエアロダイナミクスが採用されている量産車です。スプリッター、サイドシル、エアロブレードII™ の背後には、正真正銘のエンジニアリング上の目的があり、その筋骨隆々とした見かけをはるかに超える機能を果たしています。

最も顕著なものは、新型の固定式カーボンファイバー製エアロブレードII™ でしょう。Cピラー背後のエアロブレードII™ は、車体下の気流を加速させるダブルディフューザーと連動して、車体横を流れる乱気流を制御して方向を変えさせます。ほとんどの車で揚力を抑える努力がなされていますが、エアロブレードII™ とダブルディフューザーは連携して非常に強力な真のダウンフォースを発生させ、180kgの空力的圧力でDBS スーパーレッジェーラを路面に押さえつけます。この並外れた組み合わせによって、安定性とハンドリングが劇的に向上し、ドライバーの自信を高めます。

素晴らしいセンスや格別のラグジュアリーも、機能の利便性が損なわれたのでは意味がありません。最高の手作業によるクラフトマンシップに、最先端テクノロジーを組み合わせたインテリアを創り上げることで、DBS スーパーレッジェーラは心地良く寛げる空間であると同時に、容易かつ直感的に操作できるようになっています。

情報は2つの最新鋭TFTスクリーンに表示されます。1つは12インチの計器ディスプレイで、もう1つの8インチ・ディスプレイは、最新の衛星ナビゲーション・マッピングを含むすべてのインフォテインメント・ニーズに対応しています。DBS スーパーレッジェーラ への指示は通常の方法に加え、タッチパッドの手書き文字認識、ジェスチャー機能、音声コントロールによっても可能です。

DBS スーパーレッジェーラの5.2リッターV12ツインターボエンジンが生み出す725 PSのパワーは、いかなる基準からしても驚異的な数値といえます。しかし、それはこのモデルが持つ能力のスタート地点に過ぎません。DBS スーパーレッジェーラを運転してみると、それ以外のさらに目を見張る特徴、トルクの真価を味わうことができるでしょう。

トルクは説明するのが難しいものの、容易に体験できます。それは、加速した時に感じるパンチ力です。そして、DBSの900Nmという圧倒的なトルクは、アストンマーティン史上のいかなるロードカーをも凌ぐものです。

手作業で製造された5.2リッターV12ツインターボエンジンの並外れたフレキシビリティのお陰で、わずか1800rpmから、待つことなしにトルクの威力を感じとれます。